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1 です。 ですが、シニフィアンとシニフィエの組合せは、けっして固定 的なものではありません（よく考えと、 「ハト」と「平和」 の組合 せって不思議すよね）。 そこで、 自明に思える組合せを変えるこ とで、そこに新たな意味が生じます。 基本テーマ 「言語①」の例 文解説で示した「かわいい」 の用法が、まさにそうです。 実は、二つめの記号どうしが結びつく局面でも、その結びつき を変えることで新しい意味が生じます。例えば、 「今日は鬼のよう に暑い」と言ったとします。 「鬼」と 「暑い」の結びつき、何だか違 和感がありますね。しか、言われてみると、 うだるような暑さが 伝わってきます。新たな意味が創造さ のです。 このように見てくると、 「記号は一対一で対応したものしか示 せない」という捉え方は、記号の一面しか見ていなことに気づ きます。むしろ、先に挙げた 言葉の働きも、記号の働きの中に含ま れる と捉えるべきでしょう。 ニフィエ（意味されるもの）から成り立っています。 の象徴」と言えば、 「ハト」がシニフィアン、

「ハトは平和 「平和」がシニフィエ

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