語彙・テーマ

31 重要語

そうすると、 現代文では「主観」的な読みではなく「客観」 的な 読みが求められる と言えますね。あなた自身の「主観」 押し通しても、それ 現代文の問題は、誰にでも共通する「客観」 的な読みを前提として います。本文にある言葉を根拠に筆者の論をたどる、 「客観」的な 読みを心がけてください。 〈普遍・特殊〉 〈絶対・相対〉 〈主観・客観〉 という三組の対

ここで、 義語の関係を整理してみると、次のようになります。 普遍 ≒ 絶対 ≒ 客観 ⇔ ⇔ ⇔ 特殊 ≒ 相対 ≒ 主観 特に注意してほしいのが、 「主観」は 「相対」的である ということ です。誰かの見方に一つ決めることはで きず、横並びなのですから 、 「相対」的ですよね。これに対して、 「普遍 ≒ 絶対 ≒ 客観」のセット には、 〈共通する〉という意味が含まれていることに着目してくだ さい。 「客観」は、 誰にでも共通するからこそ、 「絶対」的であり 「普 遍」的なのです。

的な読みを が正しい読みである可能性は限りなく低いです。

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