漢文ゴロゴ

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置き字は全部で四種類、個数にして八個だ。置き字は、訓読するときには 読まない字。しかし読まないからといって意味がないなのではなく、 存在しているからにはちゃんと意味があるのだ。 「而」は、接続詞の働きをする置き字だ。この字は「しこ（か）うして」などとも読める 字だが（詳細はＰ 参照）、置き字として用いられた場合には「而」自体を読まない代わりに、 「テ」「シテ」「ドモ」などの接続助詞が、他の字の送り仮名として補われる 。「テ」「シテ」は順接 の接続助詞で「そして」の意味、「ドモ」は逆接の接続助詞で「しかし、けれども」の意味だ。 而 ①順接「て」「して」 ②逆接「ども」 ゴロは次のようになる。 置き字 置 き 字 は 読 まないけど、 存在 はおーきーわね。 164 1

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手 「而」＝①順接「て・して」②逆接「ども」 下　 （て・して） ども、思考 （而）して安禄山を逮捕せよ！ 而