極める古文1 基礎・必修編

― 3 さてここでは、波線部dが「見給へ分く」となっていて、「給へ」の下が「分く」という動詞なので、 「給へ」は連用形だとわかる。ということは、この「給へ」は「下二段活用」=3「謙譲語」が正解。 ちなみに、 謙譲語の「給ふ」は、会話文にしか用いられず、上に付く動詞が「知り・思い(ひ) ・見・聞き」 しかなく、訳は「ます」になる 、ということをまとめたゴロを確認しておこう。 会話での「 知り 思ひ 、 見 聞き 給へ 」は 謙譲 でお ます 解答

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