極める古文1 基礎・必修編

1 アの「おはし」は「あり・をり」の尊敬語で、「いらっしゃる」と訳す。「御ぐしのすそ『は』~おは しける」となっていて、ここでは、主語にあたる部分は「御ぐしのすそは」なので、主語にあたるは 『大鏡』 126 第 8 講 問題編 44 ページ テーマとしては、受験生の苦手な「動作主」と「敬語の種類」を問うもの、「和歌の修辞法」 中でも最重要の「掛詞」などを学習する。口語訳問題についても苦手意識をたず、自力でできる だけ訳してみよう。 問一 受験生の苦手とする「動作主」を当てる問題。さあ、できはどうだろうか。

学習テーマ 動作主の判定 2 敬語(動詞と補助動詞のちがい。敬語の種類の確認) 3 和歌の修辞法 4 口語訳問題の解法パターン この問題集も最後の講になった。今回の『大鏡』は入試出典上位の作品であるとともに、 古文の 総合力を試すのに最適な作品 だ。

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