極める古文1 基礎・必修編

第2講  『徒然草』

P OINT

打消の助動詞「ず」の活用。 ざら ざり 〇 ざる ざれ ざれ 「、」「て」「つつ」の前は連用形 連用 形 + てつつ ※ただし、「こそ~已然形、」の形の場合は、「、」の前でも係助詞「こそ」の結びで已然形になる。 「、」の前は連用形になるが普通だ。しかし、空欄の直後の「あれ」が已然形になっ

5 文の途中で係り結びが成立し、「、」などを挟んで下に続いていく場合、「~けれども・のに」と逆接 で訳すところがポイントで、入試でも頻出する。ここでは「こそあれ、」となり、「~のに」「~ではあ るけれど」訳す。 解答 ず ず ず ぬ ね 〇 ているので、係り結びが生じていると考えられる。、 結びが已然形となるのは、係助詞「こそ」が上に ある場合 なので、正解は5「こそ」。 、 問二 前述したように、

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