極める古文1 基礎・必修編

『源氏物語玉の小櫛』 46 第 3 講

学習テーマ 用言の活用の確認と助動詞の意味の確認 2 助動詞「り」「る・らる」「べし」のマスター 3 口語訳の解法パターン ここまでの2講で、すでにかなり多くのことを学習してきた。そこでこの第3講では、文法的に もう少し突っ込んだ問題を扱う。 特にテーマ2の 助動詞の「り」「る・らる」「べし」 は、入試で頻出なうえに、読解上も非常に重 1

要なものだ。ポイントで整理されている内容をしっかりマスターしてほしい古文文法をマスター する意味では、『古文文法ゴロゴ』なども併用して学習すれば「鬼に金棒」だ。また、テーマの 問題では 口語訳の解法パターン を示したので、苦手意識をもたず古文の口語訳にチャレンジしよう。 問一 空欄補充の問題はわかりやすいものから解く、というのが鉄則パターン 。ここでは空欄ロがわか りやすいので、そこから選択肢を絞っていこう。 空欄ロに至る流れとしては、『源氏物語』(=「この物語」)が非常に優れた作品であり、それより古 問題編 14 ページ

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