極める古文2 センター試験編

第2講  『松浦宮物語』

もう一人は 注が付いているので、混乱しな まず、前書きを読むとわかるよう 備の皇女」に思いを寄せ、歌を交し合 内してしまう。まずはこの関係を押さえるこ 次に本文に入ると、 弁の少将に遣唐副使の宣旨 と「明日香の皇女」が、 「いみじきことにおぼせど ここを押さえることが二つ目のポイントだ。 さて、問題の傍線部Aだが、ここでは「 まず、先ほども触れたように、 「大将と明日香 皇女」にとって、 きない事態は、 「息子の弁の君が遣唐副使に選ばれてしまったこと」であ に書かれている。一方「弁の君」 とっても血の涙を流すくらいの悲しい事態 にかなふわざにしあらねば」= どちらも思い通りになるものではないので」 、 づれも」

→ 人物関係など 読速解しなければ 今回、ちょっとやや

というのは何と何のことなのかを押さえるポイント。

弁の君が思いを寄せる 「神

「皇女」が二人いる

『誰にとって』

だ。この二人の皇女が2行

こと。一人は

心にかなふわざにしあらねば」なのかと、

弁の君の母である「明

「い

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