極める古文2 センター試験編

第5講  『うつせ貝』

P OINT

「る」 の識

れていることをつかむ

◦ ア 段 + る =四段動詞未然形+ 例: 「咲か+る」 「思は ◦ ウ 段 + る =上二段・下二段動詞連体形の一 例:上二段動詞連体形→「恨むる」 「 下二段動詞連体形→「見ゆる」 「経 ◦ エ 段 + る =四段動詞已然形 (命令形という説もある) 連体形 例: 「給へ+る」 「思へ+る」→完了 (存続) の助動 用するので、 「エ段+ら・り・る・れ」 だ、というふうに覚えておこう。 問3 理由説明の問題。女があわてて男のもとへやって来た理由は、 傍線部直 に述べられている。 「さるは」というのは、 「それというのは」の意なので、その直後から理由が われる場合が多い。

る (ただし、例外は除く) 。

の形の「ら・り・る・れ」は、完了 (存続) の助動詞「り

― u る 全体で一語

る (例外は除く) 。

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