極める古文2 センター試験編

第5講  『うつせ貝』

以下は、 「もしひた なお「松」には「待 以上を踏まえて、選 分が女をひたすら思い続け 1 は、 「淡い恋心」 「互いに心変 え間違えているので×。 全体を直訳すると、 「荒磯の波に漂う貝殻は二枚を ようやく一緒になれたことの喜びが歌われている。 次にFの歌を検討すると、 「べし」は可能の意で、 「いかが~べき」で、 「どうして~でき 全体を直訳すると、 「二枚そろえたとしてもどうして当てにできよ 辺の貝殻はからっぽだ 聞いたので」となる。女としては、たとえ二人が なくて将来は当てにはできない、と応じている。  「うつせ貝」というのが何を意味しているかを知っている受験生はほとんどい と、 く、 「恋の成就」がポイント。 問6 まずEの歌の

「いもせ」は「妹背」で「夫婦」のこと

2 が正しいこ

2 の内容をチェックし、 4 は「辛抱強く待ち続ければ~待ち人 5 は、 「どんなに恋い慕っても」以下が×

「いかが」が反語の副詞

であることがポイント。 「いかが」を受ける助動詞

。また、二枚貝に男と女をたとえている。

3 は、全体的に和歌の内容をとら

解答

2

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