極める古文2 センター試験編
第6講 『兵部卿物語』
P OINT
係り結びの の下に係助詞「 は 4 ・ 5 の二択に絞られる。 けり」 を伴って使われ /き」の過去の助動詞「き めやかに」も形容動詞「しめやかなり」 と「状態・ 様子」に付けてみて、全体で一語 君の御前『に』控えていた」と、 問3 傍線部の「思ひ」というのは按察使の君の「物思い」 いる。ここでは、傍線部の直前に書かれている按察使の君 センター古文で登場人物の心情や何か 原因を問われ センター古文で登場人物の心情や何かの原因を問われた場合は、直前の が書かれていることが多い。特に、 「と・など」で受けられている場合は、そ 着目して解く。 あるとわかる。したがってこ ちなみに「~
か なり」となっている語は全体で一語
「に」をそのまま「に」と訳すので格助詞
このaが断定の
「にや」は であることも確認しておこう。最後のdは、
5 と決まる。
cは完了の助動詞「ぬ」の
とわかる。
「しめやかな状態 ・ 様子」
解答
5
で
91
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