極める古文3 中堅~上位大突破編
歴史物語 当然といえる。それ また、 『大鏡』は構成上 という超老人の二人に、昔話を を思い出しながら語り、それを夏山 二人の話を何人もの人が聞いているのだ という形を取っている。そのため、別名『世 扱っている時代は、文徳天皇(850年)から 伝体で語 。内容は、各天皇にまつわる話や きなどだが、特に平安史上もっとも権力を握った政治家 「歴史物語」が文学史で問われる場合、中心になるのは『 品として、 『栄花物語』が問われる場合、また、成立順ではなく →『増鏡』 )が問われる場合、そして、 どがある。 に対する賛美 ち合わせている
が中心。これは 点がすぐれている。そ
『栄花物語 『大鏡』のほうは藤
「南北朝時代」に成立した作品として『増鏡』
対話形式(会話体)
赤 あかぞめ 染 衛 え 門 もん が書いたと 彰 しょうし 子 の父が藤原道長
30歳)が聞き手を代表して時々質問する、
を取ったことだ。主に大宅世継
14代176年で、紀
が問われる場合な
解答
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