極める古文3 中堅~上位大突破編
第6講 『枕草子』
「夕されば」 「夕さる」は「 択肢は、ア・ウ・オの三つに絞られる。 次に「とく」の後に省略された内容を考え ほしうなりぬらむ。さは、はや」のところがポイ て、意味は「降りる」 、つまり中宮定子のところか 「それなら早く下がりなさい」ということ 言に「 (自分の局に)下がりたいなら、早く下がりなさい」と言っている文脈 なっている「夕さりはとく」というセリフを続けているところから考えると、 になる」の意味だ。ここでも 「さは、 はや」というのは、
U F O 去れば 徳 光 早く ! とく=1早く・さっそく 夕方になる
問一 「夕さり
局(つぼね)=女房の控え室 ※「 」は漢字の読みの問題でも頻出する。
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「夕さり」というのは「夕方になる
、 U F O 去る と 夕方になる
ゆふされば・ゆふさ
ことを意味している。したがって選
「いったん下がってもい
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