極める古文3 中堅~上位大突破編

「おぼつか かだが、ここは 大納言殿が突然妹 どく降ったので、 『お しいので×。 の「気がかりなものですから」 文末の「なむ」は、前記ポイント 「気がかりなものですから 問三 主語判定の問題。人物関係をつかんだうえで、読 では、⑴から順に見ていこう。⑴は「局 主」が、清 る会話の中にある。 「御前許されたるは、さおぼしめすやう 前のこと。清少納言が中宮定子の御前に仕えることを許されてい になる」わけがあるのですよ、 中宮定子であり、正解はエの「宮」 。 ちなみに、⑴は「局の主」の会話の中で「おぼ めす」という尊敬語が使わ は、 「おぼす」よりも一段高い敬意を表す尊敬語

妹のことが「気がかり」だ

伊 これちか 周 のセリフである

(訪ねました)

と言って清少納言をせかしている。したがって「おぼしめす」の主語

」の (

) の中の内容が省略されている。

であることは押さえておこう。

「 (中宮定子様が)そうお思い

解答

。したがって、正解はオ

⒝=オ

「おぼしめす」

⒞=オ

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