極める古文3 中堅~上位大突破編

第6講  『枕草子』

P OINT

敬意の高い ※地の文で敬意の高い尊敬語が使われている場合、 主 文においては相手の身分がそれほど高くない場合でも、敬 ⑵は敬語が何もなく、地の文中で自分の動作を描写している箇 いので」ということで、正解はカの「作者」 。 ⑶は誰のセリフなのかを間違えないこと。ここは中宮定子と兄の大納言 所だが、 傍線部⑶を含む言葉は兄の大納言殿の発したもの いらっしゃったの?」と聞いたのに対して、 「 『あはれ』ともご覧になるかと思 尊敬語 たまふ のた まふ おは す 御覧 ず おぼ す おも ほす 知ら す

< 敬意の高い尊敬語

< 知 らしめ す

< お もほし めす

< お ぼしめ す

< 御 覧ぜさ す

< お はしま す

< の たまは す

< たまは す

口語訳 お与えになる・くださる

おっしゃる 知っていらっしゃる・お治めになる いらっしゃる ご覧になる お思いになる お思いになる

「どうしてこんな雪の日に

。妹の中宮定子が、

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