極める古文4 上位~難関大突破編

第10講   『十訓抄』

「ども」 の手前に書いてある 「主君にてもあれ

 「このこと」 が指しているのは、

A B →第4講で学んだように「Aを・に 可能性の高い形。同時に、 AとBは相互ヒント関係になっているので 合は をヒントにして読解していくとよい。 ここでは指示語も絡んでいるのでまとめてみよう。 しかれば、主君にてもあれ、父母、親類にてもあれ、知音、朋 必ずいさむべきと思へ ども、…逆接 イ 世の末にこのことかなはず。 已然形

連体形

+ を・に

+ ど・ども

(接続助詞で逆接

AとBが「Aを・に・ど・どもB」な

相互ヒントの関係

場合、

「主

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