極める古文4 上位~難関大突破編

第2講  『十六夜日記』

P OINT

入試によく あととふ(跡 あれかにもあらず

1 いをぬ・いもぬ・ねはぬ ※それぞれ漢字で書くと 「寝を寝」 も寝ず(いもねず) 」を「寝ない」 、と かぎりある道 かたちをかふ ※「さらなり」 「いへばさらなり」 「 ふばかりなし」 「いふも といふもおろかなり」 「~をばさるものにして」も同じ意味。 8 ひとやりならず みかうしまゐる(御格子参る) われかのけしき(我かの気色) 2 いか 3 4 5 さらにもいはず 6 7 9

10

※「 御 み 髪 ぐし おろす」 「

を 遁 のが る」 「世を

が(は

出る慣用表

)せむ

=出家する。

=死出への旅路。死。

離 はな る」 「世を =言うまでもない。 =人のせいではなく。わが心から。

=どうしようか、どうしよ

頭 かしら おろす」 「飾りおろす」 「

=①行方を尋ねる

=寝る。

出 い づ」も同じ意味。

=①御格子を上げる。 =自分かどうかわからぬさま。正気を失っているさま。 ②御格子を降ろす。

10

=夢心地である。茫然

様 さま をかふ」 「姿をかふ」 「世を

捨 す つ」 「世を

背 そむ く」 「世

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