極める古文4 上位~難関大突破編

「事出で へ「侍らであり 「侍ら/で/あり/な 「侍ら」は丁寧の動詞=「 「で」は接続助詞=「~ないで 「あり」はラ変の連用形。 「な」 は本来完了の助動詞だが、 ここ ている。 「連用形+な+む」の形。 「む」は推量の助動詞だが、ここ は適当ない けているので、 「あなたは~」と二人称になってい =「~するのがよい。~して いかがですか」 以上からまずは直訳してみよう。 「侍ら/で/あり/な/む らないのはいかがですか) 」 。これでは何のことかまったくわから めて考えてみよう。 「戯れごと侍らでありなむ」=「戯れごとはござら はござらないのはいかがですか) 」 となって、 「なしにしましょう」とか「なしにしませんか」という感じで訳せれ

≒ 「戯れごとはないのがよいでしょう (戯れごとはなしにしませんか) 」

になる。

「何事か

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