極める古文4 上位~難関大突破編

第5講  『方丈記』

 「

人」のこと ているのだ。 買ってくれないというくらい 饉の中にあっては、お金よりも食べ物の が母の『乳』を吸ったまま」で倒れている様子だととらえられる。 に、母親の命はすでに尽きているのだが、子ども それを知らないまま、 いる様子を表している。したがって、 「 なり、 問四 う状況を表している の部分をそのまま口語訳してみると、 「また、 たまま倒れているものなどもあ た」と る。 「幼い

問五  「また、

傍線部

問三の

Eの F尽きたる知らずして」の部分は、

E=母、

Gが Hを吸ったまま」の部分のほうがわかりやすい

A・ B・ Cで見たように、当時の京 。選択肢ではホの「金の値打ちを低く Dの「金を軽くし、粟を重くす」と

Eの F尽きたる知らずして、いとけなき

F=命。

「尽く」がヒント Eの Fが尽きた」というのは「 『母』の『命』が尽きた」ことに

Eの Fが尽きたのを知らないで、幼い

Gのなほ

解答

。前後の文脈から、ここは「幼い『子ども』

。直前にも「親ぞ先立ちける」とあるよう

Hを吸ひつつ伏せるなどもありけり」

E=母

解答

F=命

A=ロ

G=子、

Gがやはり

G=子

B=ハ

解答

H=乳。

Hを吸っ

H=乳

C=ホ

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