極める古文4 上位~難関大突破編

第7講  『落窪物語』

特に問題に を比較してみると、 「い て~ないものか)になってい 問四で見たように、継母は落窪 傍線部オのように嘆くしかない状況だ では、嘆いている対象が「縫い物」に限 しまう方法がないものか」 、2「この家を脱 方法がないものか」 、となっていて、それぞれ嘆  「消えうす」の意味は「消えてなくなる」 「死ぬ いうのは、存在自体が消えてしまうことであって、 のではない。 問六 今回の内容合致問題は、単に古文の力だけでなく、現代文の力も問 肢を正確に分析して解答していこ 。 1は、 「皇族の子女」というところが引っ掛かるが、 ている」かどうかを本文から探すと、 3行目に「母もなき御むすめおはす」とある 問五 まずは品詞分解す

落窪の君は嘆きとしては「死にたい」

「いかで/なほ/消

2や 3のように、逃げ出したり、姿を隠したりする ということであり、正解は1になる。

注2を見ると問題ない

。また「すでに世を去っ

となる。選択肢の訳

解答

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