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B つかはし 人をおやりになっ たが、 おもしろく木草につけても御歌をよみて (源氏) = お呼びに

【遣はす】 (動・サ四) つかはす たるに、 つかはす 。 お与えになる 。 【仕(う)まつる】 (動・ラ四) つか(う)まつる B なる ⌇⌇ ⌇ 「遣はす」と漢字をあてる。「遣(や)る」と「与ふ」「授 く」の尊敬語。主語が偉い人でない場合は、通常語 で「行かせる」の意になるよ。 ● (人を)おやりにな る。 派遣なさる。 (「遣 る」の尊敬語) お与えになる。 (「与 ふ」 「授く」の尊敬語) 行かせる。 (尊敬語 ではない) ① ② ③ 「仕(う)まつる」と漢字をあてる。上代には「つかへ まつる」、中古では「つかまつる」、または「つかう まつる」とも言った。 ● お仕え申し上げる。 (「仕ふ」の謙譲語) ~し申し上げる。 ~してさしあげる。 (「す」 「行ふ」 「作る」な どの謙譲語) [謙譲の補動] ~し申 し上げる。 ① ② ③ つかまつり 給へりしに、 つかまつり さうらはばや。 引いてさしあげ とうございます 345 344 捕ま えた 鶴 に お仕えし ⌇⌇⌇⌇ て つか さ はス コスコ おやりに ⌇⌇⌇⌇ さしあげる ⌇⌇⌇⌇⌇ ⌇

召しに = 趣深く木や草につけても御歌を詠んで

(竹取)

大 = 大臣殿の最後のお車を

何事の行幸にぞや (大鏡) = 何事の行幸だったか お仕え申し上げて いらっしゃったときに、

おほいどの 臣殿の最後の御車を

(平家)

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