古文単語ゴロゴプレミアムプラス+

つつましげ (なり) 涙を漏らし落としても、いと恥づかしく (徒然) = 芸の 下手なの をも知らず身分が取るに足りないのをも知らず。 B つたなき

352 B 351 「慎ましげ」と漢字をあてる。形容詞「つつまし(= 遠慮される。気が引ける)」が形容動詞化したもの。 動詞形は 「つつむ(遠慮する)」。 つ 、 ● 遠慮がちだ。気が引 けるさま。 ① 「拙し」と漢字をあてる。読みの問題としても出題 されるので注意。類義語として 「おろかなり」 「お ろそかなり」がある。 ● まずい。下手だ。 不運だ。 愚かだ。 ①②③ つつましげに 遠慮がちに と をも知らず身の数ならぬをも知らず。 つたなかり ければ、 不運だっ たので、 350 【慎ましげ】 (形動・ナリ) 159 【拙し】 (形・ク) つたなし

芸の 我も人も宿世の (更級) = 私もおまえも前世の因縁で

⌇⌇⌇⌇ ⌇ 釣 っ た梨 ⌇ まずい ⌇⌇⌇ 、 不運だ ⌇⌇⌇ ⌇

まぎらはし隠て、 (源氏) = 涙を濡らし落としても、ひどく恥ずかしく りつくろい隠して、

しげと

妻しげ

遠慮深い

196

Made with FlippingBook Online newsletter