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【疾し】 (形・ク) とし かやうの御返しを、思ひまはさむもねぢけたれば、 疾 き ばかりをぞ、 (源氏) = こうした場合の御返歌を、あれこれ思いめぐらすのも素 直でないので、 早い だけを取り柄にして、 A

367 「疾し」と漢字をあてる。 副詞「とく」=「早く」の 元の語。全力疾走、疾風怒濤の「疾」で、「早い」と いう意味を持つ。 ● (時期が)早い。 (速度が)速い。 ①② 「年頃」と漢字をあてる。古くは「としころ」とも言っ た。ころはまとまった時間を示す語。「日ごろ」 =「数日来」も大切。 ● 長年。数年来。 ① 【年頃】 (名) としごろ よくくらべつる人々なむ、別れがたく思ひて、 371 370 年ごろ 年 ⌇⌇ ⌇ ⌇⌇ 続かない は

を取るのは

早い

A = 長年 よく付き合い親しくしてきた人々は、別れにくいこ とだと思って、 年ごろ

長年

(土佐)

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