古文単語ゴロゴプレミアムプラス+
この君、 なづみ
になった。
= この若君は、
C
384 【泥む】 (動・マ四) なづむ で、泣きむずかり夜をお明かし 「泥む」と漢字をあてる。「なづむ」は「足をとられて 行き悩む」→「悩み苦しむ」となった。「こだわる」と いう意味もあるよ。 ● 悩み苦しむ。 こだわる。 ①② て、泣きむつかり明かし給ひつ。 悩み苦しん 「なにといふ」か変化してできた語。①は副詞、②・ ③は連体詞だが、いずれも疑問と反語の二つの意 味があるので、文脈で判断しよう。 して ⌇⌇ ? いや ⌇⌇ ぶって ⌇⌇ よ ● [副詞/疑問・反語] どうして(~か、い や~ない) 。 [連体詞/疑問] なん という。 [連体詞/反語] どう いう(~か、いや~ ない) 。 ① ② ③ 夏ム (副詞/連体詞) なでふ 、かかるすき歩きをして、かくわびしきめを見 385
ンムン、
悩み苦しむ
⌇⌇⌇⌇⌇ ⌇
(源氏)
B るらむと、思へどかひなし。 (大和) 、このような道楽歩きをして、こんなつらい目 を見ていのだろうかと、思うけれどその甲斐もない。 なでふ = どうして
なで る フ リしてぶつ! どう ⌇⌇ ない
214
Made with FlippingBook Online newsletter