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【音を泣く】 給ふさまの、心深く、いとほしければ、 なさる姿が、慎み深く、いじらしいので、 (連語) ねをなく く ⌇ 、 声あげて ⌇⌇⌇⌇ ⌇ 「ねをなく」の「ね」は「音」。「声をあげて泣く」こと。 「音(ね)に泣く」 「音(ね)のみ泣く」とも言う。 ● 声をあげて泣く。 ① 「懇ろ」と漢字をあてる。「こまやかに情がこもる」 意で、「念を入れてするさま」 「丁寧なさま」を表す。 また、仲むつまじい場合にも用いるよ。 ● 丁寧なさま。親切な さま。 仲むつじい 念を入れてするさ ま。本気な ① ②③ C 【懇ろ】 (形動・ナリ) 言ひおもむけよ。物のたより ねんごろ (なり) ねんごろに くどいてみよ。何かのときのよ 409 408 粘 土 ゴロ ⌇⌇⌇ ⌇ ネヲ ン 泣く 泣 ⌇ 声をあげて泣く

ねをなき

= 声をあげて泣き

(源氏)

A 「同じくは、 にもせむ」などのたまふ。 (堤) 丁寧に いつてにでしよう」などとおっしゃる。 = 「同じことなら、

ゴロ

丁寧だ

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