古文単語ゴロゴプレミアムプラス+

508 (副詞) やがて やがて 定まりぬ。 遣らんとおぼしけれど、 派遣しようとお思いになったけれど、 現代語では「やがて」=「そのうち」の意だが、中古 では状態の連続が①、時間の連続が②。文脈で① と②を識別することが大切だよ。 死んだ ● そのまま。 すぐに。 ①② 「漸う」と漢字をあてる。「やうやく」のウ音便。時 【漸う】 (副詞) やうやう 夜も明けゆくに、見れば率て来し女もなし。 間の経過とともに少しずつ変化することを表す。 現代語でも「漸次(ぜんじ)」は「次第に」の意。 ● 次第に。だんだん。 かろうじて やっと。 ①② 509

B やうやう (伊勢) = 次第に 夜も明けてゆくので、見ると連れてきた女もいない。

ヨーヨー 次第に ⌇⌇⌇ 上手になる

A 筆にも書き止めぬれば、 (徒然) = 文字として書き止めてしまうと、 そのまま 定説になってしまう。 やがて すぐに

かの殿は、この子を

= 薫殿は、小君を

中、

矢が的

そのまま

⌇⌇⌇⌇ すぐ ⌇⌇ ⌇

(源氏)

280

Made with FlippingBook Online newsletter