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536 B 537 思ふどちひとりひとりが恋ひ死なば誰に よそへ て藤衣 着む (古今和) = 思い合っている私たち二人のうち、どちらか一人が恋い 焦がれて死んだなら、誰の死に かこつけ て喪服を着ようか。 「寄そふ・比ふ」と漢字をあてる。②「かこつける」 というのは「関連づける。結び付け」ということ。 ● 比べる。 かこつけ ①② 【寄そふ・比ふ】 (動・ハ下二) よそふ B

世の中 男と女の仲 ⌇⌇⌇⌇⌇ だらけ よそ服 と ⌇⌇ て カ ⌇ かこつける ッ コつける ⌇⌇⌇⌇ ⌇

比べ

● 歌は詠まざりけれど、 = 治世 が変わって、うってかわって当世風なことが多い。 世の中

(名) よのなか 世の中 改まりて、ひきかへ今めかしき事ども多かり。 = 歌は詠まなかったが、 男女の仲

【世の中】 を思ひ知りたりけり。 「世の中」はもちろん普通に「この世」「(天皇の)治 世」 間」の意もあるが、入試では「男女の仲」が大 切だよ。 男女の仲。 この世。現世 治世。 世間。 ①②③④ を身にしみてわきまえていた。

(伊勢)

(源氏)

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