古文単語ゴロゴプレミアムプラス+

文 助動詞の接続を覚えるのは、古文学習のうえでの基本中の基本。これ なくしては古文読解はありえないと言っても過言ではない。というこ とで、まずは未然形接続の助動詞をゴロで覚えよう。この中では「る・ らる」が助動詞出題率No.1、「む・むず」がNo.2。打消の「ず」、 反実仮想の「し」もとても大切だ。 在原業平(ありわらのなりひら)の有名な和歌。「たえて~なかり」は全否定「まったく~ない」。「せ/ば」 の「せ」は過去の助動詞「き」の未然形。「せば~まし」は反実仮想。「のどけから/まし」は形容詞「の どけし」の未然形+反実仮想「まし」。 1 世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし (古今) = 世の中にまったく桜がなかった( としたら )、春を迎える人の心 は(桜の散るのを心配しなくてもいいので)のんびりとした気分 ( であったろうに )。 文 法 未然形接続の助動詞 る 、ら る、 す 、さ す、 し 「むず」 ズいマ 「まし」 シーンでま 「まほし」 ほ死んだ。 「る」 「らる」 「す」 「さす」 「しむ」 むらズ 「ず」 ラ。 ジ ム 「じ」 「む」 のム 法

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