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常

典

識

古

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人物関係

藤原兼家を中心とした

① 藤 原 兼 家 争いや、息子兼と共謀て花山帝を出家させた様子が描 かれている。②の道綱母の夫でもあるが、『蜻蛉日記』では 浮気者として描かれている。 ② 藤 ふじ 原 わらの 道 みち 綱 つなの 母 はは 女性が書いた初めての日記 『 蜻 かげ 蛉 ろう 日 にっ 記 き 』 の作者。夫は藤原兼 家。浮気者の夫への恨みつらみや、一人息子道綱への母性 愛を主につづっている。 ③ 藤 ふじ 原 わらの 公 きん 任 とう 貴族男子の教養である「和歌・管弦・漢詩」がすべて得意で、 藤原兼家は「息子たち（道隆・道兼・道長）に公任のような才 ふじ いえ 平安時代に活躍した藤原北家の公 卿。一条帝の摂政・関白。 息子に道隆、道兼、道長、娘には超 ちょうし 子（三条帝の母 ）、 詮 せん 子 し （一 条帝の母）などがいる。『大鏡』では兄の藤 ふじ 原 わらの 兼 かね 通 みち との権力 かね

として最高の栄誉である漢詩の舟を選んで漢詩を詠むべき だった」と悔やんだという。アンソロジー（撰集）として『 和 漢朗詠集 』がある。

わらの 能があればいいが、彼の影さえ踏むことができないことよ」 と嘆いたところ、道長だけが「公任なんかに負けない、影の 代わりに面 つら を踏んでやる！」と意気込んだという話が『大鏡』 に書かれてる。また「 三 さん 舟 しゅう の才 」の話も有名。道長に「 和歌 」 「 管弦 」「 漢詩 」の三つの舟のうち、どの舟に乗るかを尋ねら れた公任は、和歌の舟を選んで素晴らしい和歌を詠むが、 「男

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