新・ゴロゴ漢文問題集共通テスト編 オンライン限定コンテンツ版

「二度とは~しないの意。 「最後は」の意。 り、復 ま た帰 かへ らず。狙 そ 公 こう 卒 つひ に餒 う ゑて死 し す。 郁 いく 離 り 子 し 曰 い はく、「 世 よ に 術 じゆつ を 以 もつ て 民 たみ を 使 つか ひ て 道 どう 揆 き 無 な き 者 もの 有 あ るは、 其 そ れ 狙 そ 公 こう の 如 ごと きか。 惟 た だ其 そ の昏 くら きにして未 いま だ覚 さと らざるのみなり。 一 いつ 旦 たん 之 これ を 開 ひら くこと 有 あ らば、 其 そ の 術 じゆつ 窮 きう せん」 「結局」

と。

重要語句

□ 弗(不) 敢 「あへて~(せ)ざる」と訓み、 一日 「いちじつ」と訓む。「月の第一日」 不復 「また~(せ)ず」と訓む。 卒 副詞では「つひに」と訓む。 □ □ □

の意。

「自分から進んで~しようとは思わない」の意。 「終日」などの意があるが、本文では「ある日」 て、積んであった果実を奪って、それを持って林中に入り、

二度とは戻って来なかった。狙公は結局飢え死にした。 私はこう言いたい。「世の中で、術を用いて民を使役し、 道理にかなった決まりがない者は、この狙公のようではな いか。民が疎くて気づいてい だけで、事実が暴かれれ ばその術は窮してしまう」と。

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