新・ゴロゴ漢文問題集共通テスト編 オンライン限定コンテンツ版
第 1 講 蔡絛『鉄囲山叢談』
3 問6 筆者は、この新開湖での出来事に触れながら、どのようなことを言おうとしているのか。最 も適当なものを、次の ~ のうちから一つ選べ。
2 は、士君子だ貴人だとのたまう輩が多いが、 ひとたび自らの利害に関わると、わずかなものでも比較してあれやこれやと言い立てる。態度を変えず に貫き通す(所守)という点では、断っても聞かずに一銭を返した新開湖の漁師たちに、必ずしも追い 付く(肩を並べる)ことができない」 となる。 よって、「わずかでも利害がからむと節操を守ることのできない者がおり」「新開湖の漁師に及ばな い」とある がズバリ正解と判定できる。 ・ は、「当節の高官の中にも、わずかな利害にとらわれず」 に「節操を守ることのできる者」がい るとしてる点が誤り。また、 ・ は、「新開湖の漁師にまさる」 「劣りはしない」と、 「未必~」の一 節の意味を取り違えている は「心を通じ合えない」が誤り。心が通じ合うかどうかについて、本文 3 5 4 「附」は、「追い付く」 の意と捉えれば良いだろう。 以上を踏まえて解釈すると、「当節の高位高官たち(今人)
1 に言及はない。 「未必能尽附新開湖漁人也」の返り点の付け方・訓み・解釈を、しっかりと復習しておこう。 正解 選択肢をチェック! 1 5
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