新・ゴロゴ漢文問題集共通テスト編 オンライン限定コンテンツ版

4 を表した文字で、車輪といつも くっついて動いていることから、「いつも・~するたびに」の意で用いられる。本では「毎(ごと に)」と呼応して、数里行くたびに手綱を押さえて歩みをとどめるということである。よって正解は 。 その他の字は、「則」 は仮定形(~ればすなはち)で用いられる。 「即」は、熟語で「即決」 「即金」などと いうように、「すぐに」の意。 「乃」はもともと、耳たぶのように曲がりくねった様子を表した字で、そ こから、竹のようには割り切れず、間を置く気持ちが込められて、「そこで・やむなく」などの意で用 いられる。 ・輒=いつも・〜するたびに 「輒」は、車輪の両わきに取りつける、耳たぶのような形のもたれ木 ・則=〜すると(仮定形「〜れば則ち」 ) ・即=すぐに・そのまま ・乃=そこで・やむなく 話をいったんおさえて別の見方を示すという意味で、接続詞として用いられることがあり、その場合の 訓みは「そもそも」である。本文では、疑問形の二つの文をつなぐ形で 「抑」が置かれており、 「~だろう か。あるいは~だろう」という意味である。よって正解は 。 いま述べたことは漢和辞典で説明されており、たんに訓みと意味を覚える以上に漢字に対する理解が

2 ⒝ 「抑」は、手で人を上から押さえつけるさまを表した文字で、動詞ではもちろん「おさえる」であるが、

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