新・ゴロゴ漢文問題集共通テスト編 オンライン限定コンテンツ版
1 以上の内容を踏まえて、残る ・ ・ の選択肢を吟味しよう。 は、「子どもの成績不振を責められていない」が、いま見た内容に合致する。書き出しの「辞職し ようとしていた」も、「欲退」 に対応している。 は、「解任されるであろう」が誤り。家庭教師が鉅公の言葉をそのように受け取ったならば、安心 して教え続けられるわけがない。同様の理由で、 も「減給されるであろう」が誤りである。よって、 が正解と判定できる。 本問は、「だれが」 「なにを」と問われる内容が明記されていたが、そうでない場合も、 主語は? 目 的語は? と要素に分解すると、選択肢が見えてくる 。全体を眺めていても、なかなか絞りきれない。 焦点を定めるということを心がけほしい。 正解 問4 返り点・書き下し・解釈に関する問題 ⒜ 返り点の付け方と書き下し文の組み合わせを問う問題 この形式の問題にも慣れてきたと思うが、とにかく 一つの句法・一つの語に着目する ことである。 まずは使役形「使」に目が行くだろう。 「使AB」で「AをしてBせしむ」 と訓む。Aが使役の対象と なる名詞、Bが動詞で、「AにBさせる」の意である。本文では、Aが 「之(=人家子弟醇謹及俊敏者)」 、 Bが「在(ある) 」にあたり、「之をして~に在らしむ」 と訓む。選択肢を見ると、このように書き下して 2 3 1 2 3 1 1 きた(其迹遂安) 、ということである。
78
Made with FlippingBook - Online catalogs