新・ゴロゴ漢文問題集共通テスト編 オンライン限定コンテンツ版

第 6 講 周煇『清波雑志』

と訓

2 いるのは と しかない。早くも二択に絞られた。 次に注目してほしいのが、「欲」の語だ。返読文字として、下に動詞をとり、 「欲A」で「Aせんと欲 す」と訓む。 「Aしたいと思う」の意である 。傍線部では、「使」から返って 傍線部中にはたいてい、ポイントとなる句法・語が複数含まれている。実戦的は、すべてのポイン トに気づかないこともあるが、一つに着目するだけでも、選択肢を絞り込むことができる。正答率を高 める工夫をしてほしい。 ⒝ 解釈問題 ⒜で書き下し文が 「必ず之をして尊貴の所に在らしめんと欲す」と確定していれば、解釈は難しく はない。「之」は 「醇謹及俊敏」な子弟を指す。そうした教え子を、高い地位(尊貴之所) につかせたいと 思うということだ。よって、 が正解と判定できる。 は「高官のもとに派遣したい」、 は「皇帝の役に立つ人物にしたい」、 は「結果」、 は「理 由」が誤り。それぞれに対応す文言が傍線部中にない。なお、 ・ ・ は使役の意味も含まれて いない。こうした点から選択肢を絞っていくのも、実戦的には極めて重要である。 正解 ⒜= ⒝= 5 む。 ・ を比較すると、このように書き下しているのは の方である。 は返読文字として訓ん でいない。よって、 が正解と判定できる。 2 5 2 5 2 2 1 2 3 4 5 2 3 5 2 1

「(在ら)しめんと欲す」

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