新・ゴロゴ漢文問題集共通テスト編 オンライン限定コンテンツ版

第 7 講 『欧陽文忠公集』『韓非子』

仮定の意味(〜すると)に なっているのは 1 と 5 のみ

2 あなたは今回 後れても追いつこうとしましたが、 以前は私に及ばないのではないかと不安 にかられるだけでした。 あなたは いつも馬車のことを後回しにして、どの馬も私の馬より劣っているのではないか と憂えるばかりでした。 あなたは 後から追い抜くことを考えていましたが私は 最初から追いつかれないように気 をつけていました。 あなたは私に 後れると追いつくことだけを考え、 前に出るといつ 追いつかれるか と心配ば かりしていました。 5 受身の訳 (〜られる) に 問5 傍線部C「今 君 後 則 欲 レ 逮 レ 臣、先 則 恐 レ 逮 二 于 臣 一 。」の解釈として最も適当なものを、 次の ~ のうちから一つ選べ。 あなたは私に 後ろにつかれると馬車の操縦に集中するのに、 私が前に出るとすぐに やる気 を失ってしまいました。 受身ではない 選択肢をチェック! 仮定形の「レ バ則」に注 目 ! 受身

こうして並べて書き出してみると、「逮臣」が能動態で、 と捉えられるだろう。ここでの「于」は受身を表わしていると分かる。 と を比較すると、 は 「追いつかれる」と受身の訳になっているのに対し、 は「やる気を失って」と受身の訳になっていない。 よって、正解は と判定できる。 なお、「逮」には、 「とらえる」(逮捕) 「およ ぶ」と訓む。ただし、それを知らなくても、いま解いたように、正解にたどりつくことができる。本文 や傍線部中に分からない漢字があって当然だ。分かるところを手がかりに考えよう。 正解 「逮于臣」が受動態という形で対応している から派生して「追いつく」の意がある。傍線部は後者で、

4 外見から馬のよしあしを見分けたまでの伯楽とは違い、王良は馬の性質までも心得 た。それは、人 馬一体となるために必要なことであろう。だからこそ、筆者の欧陽脩は王良の「御術」を「固已深 (もと より深淵だ)」と評価したのである。 問6 内容説明問題 【問題文Ⅰ】の漢詩では王良の「御術」が讃えられ、

3 【問題文Ⅱ】では王良から襄主に対して「御者」 の心 構えが述べられているの、本問は、両者を総合した全体の趣旨が問われていると考えて良いだろう。 まず、【問題文Ⅰ】では、終わり近くに「王良得其性 此術固已深」とある。問1・アで見たように、 なっているのは 5 ☆この問題も問4と同じく、句形で選択肢 !

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