新・ゴロゴ漢文問題集共通テスト編 オンライン限定コンテンツ版
第 7 講 『欧陽文忠公集』『韓非子』
□ □ ば則 すなは ち臣 しん に逮 およ ばんと欲 ほつ し、先 さき んずれば則 すなは ち臣 しん に逮 およ ばれんことを恐 おそ る。夫 そ れ道 みち に誘 すす 凡 文頭にある場合は「およそ」と訓む。 夫 文頭にある場合は「それ」と訓む。 めて遠 とほ きを争 あらそ ふは、先 さき んずるに非 あら ざれば 則 すなは ち後 おく るるなり。而 しかう して先 せん 後 ご の心 こころ は臣 しん に 在 あ り。尚 な ほ何 なに を以 もつ て馬 うま に調 かな はん。此 こ れ君 きみ の後 おく るる所 ゆゑ ん 以なり。
凡 およ そ 御 ぎよ の 貴 たつと ぶ 所 ところ は、 馬 ば 体 たい 車 くるま に 安 やす んじ、 人 じん 心 しん 馬 うま に調 かな ひ、而 しか る後 のち に以 もつ て進 すす むこと速 すみ やかにして遠 とほ きを致 いた すべし。今 いま 君 きみ 後 おく るれ 「そもそも」の意。
王 わう 良 りやう は其 そ の性 せい を得 え たり 此 こ の術 じゆつ 固 もと より已 すで に深 ふか し 「総じて・概して」の意。 良 りやう 馬 ば は善 ぜん 馭 ぎよ を須 ま つ 吾 わ が言 げん 箴 しん と為 な すべし 【問題文Ⅱ】
重要語句
徒 た だ価 あたひ の千 せん 金 きん なるを知 し る
王良は馬の性質を心得た その術はもともと深淵である 良馬は優れた御者を必要とする (襄主)は遅れたら追いつこうと必死になり、先に出れば追 いつかれるのではないかと不安になっております もそも
私のこの言葉をいましめとせよ 道に出して競争させたならば、先に立てなかったら後ろつ くものです。それなのに、先か後かと心は私のことばかりで す。それでどうして馬にかなうことがありましょうか。それ が君主が勝てなかった理由です。
千金に値すると知るまでだ 【問題文Ⅱ】 概して馬を御するうえで大切なは、馬の体が車にしっく りと合い、人の心が馬にかなうことで、そうしてはじめて速 く走ることも遠くまで走ることもできます。ところが、君主
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