新・ゴロゴ現代文 共通テスト編 オンライン限定コンテンツ版

1 《(原因1→結果1)=大きな原因2》→《大きな結果2》 (速雄 の 最終的 な 判断) そうだ 、 A 僕 には 君 にこうしろと 言 う 資格 はない 、 と 彼 は 言 おうとしているのだ 。 《原因1→結果1》という因果関係全体が《大きな原因2》となり、最終的に《大きな結果2》をもたら している 。 こうした 形 は 「評論」 においてもある 形 だが 、「小説」 の 場合 は 特 に 例 が 多 いので 覚 えておこう 。 最終的 に 速雄 が 傍線部 の 判断 に 至 った 《大 きな 原因》 は 、《原因1↓結果1》全体 に 当 たる 。 そこで 選択 肢 を 見 ると 、「典子 の 決心」 である 《原因1》 を 押 さえているのは ・ ・ ・ 。 は 「生活 を 立 て 直 す 決意 をて 」 が ×。 次 に 「速雄 の 心情」 である 《結果1》 に 当 たる 箇所 を 見 ると 、「僕 がよくなって 、君 の 生 きてゆく 道 をそ ばから 見 てやることは 、 できそうもない 」 と 自 らの 死 を 認 めているので 、 の 「自分自身 の 死 を 感 じる 一 方 でそれを 認 めることもできないでいるめ 」 が ×。 また 、 《結果1》 の 内容 から 、速雄 は 病気 でなければ 典子 を 支 えてやりたいと 考 えているが 、現実的 には 病気 なの 、 「僕 は 岸 に 残 っている 。僕 にどうしようがあろう 」 と 考 えるしかないことがわかる 。 したがって 、 傍線部 のように 「僕 には 君 にこうしろと 言 う 資格 はない 」 と 判断 する 速雄 の 心情 は 、 のような 「自暴自棄」 なものではく 、 のように 「積極的 に 反対 する 」 という 方向 とは 逆 のものである 。 速雄 はできれば 典子 を 支 えてやりたいと 考 えているが 、死 にゆく 病状 の 自分 はなにもしてやれないという 自覚 がある 。 そこで のように 「立ち入るわけにはいかない」 ≒ 「こうしろと言う資格はない」 と 考 える しかなかったわけだ 。 選択率 基本 三 校 2 3 5 4 2 3 5 1 1 55 % 2 4% 3 7% 4 10 % 5 24 % 小説 2

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