新・ゴロゴ現代文 共通テスト編 オンライン限定コンテンツ版

私大 共通 テスト評論では、単独の解法公式で解ける問題より、複数の解法公式を組み合わせることで正解に至る問題 のほうが多い ので 、一 つ 一 つの 解法公式 を 大切 にするとともに 、 どの 解法公式 をどう 組 み 合 わせて 解 くか 、 という 複眼的 な 視点 を 持 つようにしてほしい 。 過去問 の 分析結果 によれば 、 この 「『A ではなく 、B』 の 解法公式」 は 、文中 で 五回出 てくると 一回 は 解答 に 絡 む データが 出 ている 。本文中 に 「~ではな」 を 発見 し 、 それが 特 に 傍線部 の 前後 にあれば 「 ビ ビッ !」 と 反応 して 「解答に絡む可能性が高い!」 と 判断 してほしい 。 例題 岩井克人「資本主義と『人間』」 ヴェニスの 商人―― それは 、人類 の 歴史 の 中 で 「 ノアの 洪水以前」 から 存在 していた 商業資本 主義 の 体現者 のことである 。海 をはるかへだてた 中国 やインドやペルシャまで 航海 をして 絹 やコ ショウや 絨 じゆう 毯 たん を 安 く 買 い 、 ヨーロッパに 持 ちかえって 高 く 売 りさばく 。遠隔地 とヨーロッパと のあいだに 存在 する 価格 の 差異 が 、 莫 ばく 大 だい な 利潤 としてかれの 手元 に 残 ることになる 。 すなわち 、 ヴェニスの 商人 が 体現 している 商業資本主義 とは 、地理的 に 離 れたふたつの 国 のあいだの 価格 の 差異 を 媒介 して 利潤 を 生 み 出 す 方法 である 。 そこで 利潤 は 差異 から 生 まれている 。 だが 、 A 経済学 という 学問 は 、 まさに 、 このヴェニスの 商人 を 抹殺 することから 出発 した 。 国 においても 、年々 の 生活 のために 消費 されるあらゆる 必需品 基金 であり 、 この 必需品 と 有用 な 物資 は 、 つねに 国民 の 労 交換 に 他 の 国 から 輸入 したものである 。 、重商主義者 に 対 する 挑戦状 にほかな との 価格 の 差異 を 媒介 して 利潤 をかせぐ 商 する 人間 に 見 であり 、 これ 以後、経済学 は 「人 や 国公立二次 合 で わせることで 大活躍 、 する 読解公式 く 、 より なので 正確 、確実 正解 にマスターしてほしい にたどり 着 。 くことができることを また 、 いくつかの 確認 しよう うまく 組 み より 速 に

解法公式 。

間」 、 それはどういうことか することから 始 始 まったということ 問 〈内容説明問題〉 正答率 73% 傍線部 A 「経済学 が という

らない 業資本的活動 いだしたのである を 中心 として 学問 は 、 。 その 。

と 『国富論』 の 冒頭 にあるこのアダム らの 利潤 を 貨幣 。 スミスは 、一国 にではなく 産業資本主義 。 それは 展開 することから 出発 説明 として 。

年々 のかたちで の 富 、勃 、経済学 されることになった 最 も 適当 なものを の 生産物 有用 な 物資 働 の 直接 の の

労働 における 。 、次 を 蓄積 真

こそ 本源的 であるか しなければならないとする の 創造者 を 、遠隔地 「人間主義宣言」 の 、 いずれの 供給 、 に する またはそれと

経済学 という 学問 は することから 、差異 当性 を 糾弾

挑戦

まったということ

経済学 という 学問 は

経済学 という 学問 は

、差異 が 利潤 をもたらすという 認識 を 退 け 、人間 の 労働 を 富 の 創出 の 中

、差異 を 用 いて 利潤 を 生 みだす 産業資本主義 の 方法 を 排除 し 、重商主義

ぼっ

こう しつつある を 抹殺

汗水

労働

のもとで

たらして

を 用 いて 莫大 な 利潤 を 得 る 仕組 みを 暴 き 、 そうした 利潤追求 の 不

まさに

スミスの 言葉 は 、一国 の 富 の 増大 のためには 外国貿易 か

商人

このヴェニスの

した

〜 のうちから

とある

三 校

5

58

Made with FlippingBook - professional solution for displaying marketing and sales documents online