極める古文4 上位~難関大突破編

第10講   『十訓抄』

カ この「機嫌」 内容を見ると、 「人 をかけても、その効果は ミング(=時機)や相手の状  「はばかる」は「遠慮する・おそれ慎 てきたように「戒める・忠告 る」の意。 に傍線部の手前からの流れをつかむと よい」という文脈だ。 まとめる 、 「時機や状況を考慮して、穏やかに戒める ところ。 「相手の良い  「機 

派 閥 軽 ~く 遠慮する

解答

はばかる=遠慮する

ア ひたすら主君に従い申し上げるのは、忠ではない ウ 人がやろうと決意したことを他人が戒めるのは、気に食わなくて カ 相手の良い時機や状況を考慮して、穏やかに戒めるのがよい

、 適当「~がよい」

助動詞「べし」

ここでの「機嫌」は、相

はたくさんの意味があるが、先ほど見たよう とわかる。適切なタイミングで諫言するの「が

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