極める古文4 上位~難関大突破編
「なべて」は副詞で「
「並一通りではない」
鍋 っ て
夏植うる 「あり ⇔ なし」 。問題の「ぞめき」に対 あったのに、凶作のため冬には収 「ぞめき」は収穫 を祝うこと、つまりイ 「にぎわい」 とわかる。ちなみに「ぞめき」は「騒 字を当てられれば一発で正解はわかる。 また、この箇所の解法としては、 第2講で学んだ「て」を挟むと相互ヒント関係 、という視点でも解 ける。 ②の「なべてならぬ」は、品詞分解する 「なべて/ いとなみ あり て ⇔ 対句 ( 「て」を挟 秋刈り、冬収む ここで対句となっている ぞめき はなし ⇔ 秋・冬」 「植うる ⇔ 刈り・収むる」 「いとなみ ⇔ ぞめき」
③ さらに」 は副詞で、 下に打消語を伴って全否定になる。ここでは下に たく~ない」となっているので、ホの「一向に が正 。全否定の副詞をまとめ
普通 すべ
っ て く
となるので、ホの「なみなみではない」が正解。
1普通、
なべて=
2すべて」という意味だが、
1普通
2すべて
「なべてならず」という慣用句で用いると
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