古文単語ゴロゴプレミアムプラス+

B にはかに御 み 簾 す の つま = (猫が)突然御簾の つま 軒先

梅の木の、

【端】 (名) つま 端 から走って出るので、 ⌇ っこ 「端」と漢字をあてる。漢字通り「はし」の意を持ち、 また「軒端(のきば)」も表す。さらに「糸口。きっか け」の意もあるよ。 ● 端。軒先。軒 のき 端 ば 。 ①② 全否定の副詞をまとめて覚えよう。「つやつや・さ らに・すべて・つゆ・おほかた・あへて・たえて」は、 打消表現と呼応して、「まったく(~ない)」と訳す。 ● (下に打消表現を伴っ て) まったく(~な い) 。 ① ⌇⌇⌇⌇ ついて ⌇⌇ や。 それでも たえて る私 より走り出づるに、 近くて、いと大きなるを、 に近くて、とても大きな木を、 殿上人の、 つゆ 知ら で 寄り来て、 (枕) まったく 事情を知ら ないで 寄って来て、 ざり (源氏) (副詞) つやつや・さらに・すべて・つゆ・ おほかた・あへて・たえて (+打消) A ければ、とかく直しけれども、 たので、いろいろと直したが、 357 356 妻 は

= 梅の木で、

(更級)

おほかた

= 殿上人で、 廻ら なかっ

= (水車は) まったく

つやつや の 皿に すべ っ て つゆ を こぼしちまった。 ない あへて

まったく

回ら

おほかた

(徒然)

199

Made with FlippingBook Online newsletter