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(連語) てふ 春過ぎて夏来にけらし白妙の衣干す (新古今) = 春が過ぎて夏が来たようですね。夏になると真っ白な衣 を干す という あの天の香具山に衣が翻っているのですから。 うつくしきに、よろづの とが 見許して、 = かわいらしいので、いろいろな 欠点 世治まらずして…… とが の者絶ゆべからず。 = 世の中が治まらないで…… 犯罪 者が絶えるはずがない。 B (名) とが B てふ
【科・咎】 も見て見ないことにして、 「てふ」は「といふ」の変化したもの。例文の持統天 皇の歌は、『万葉集』では「夏きたるらし」「衣干した り(=衣が干してある)」となっている。 ● ~という。 ① 「科・咎」と漢字をあてる。「とが」は元々「生まれつ きの欠点」を言うが、「つみ」と混同されて「犯罪」の 意が出てきた。 ● 欠点。短所。 犯罪。罪 ①② 365 364 富樫 ⌇⌇ は 犯罪 ⌇⌇ もの てふ という ⌇⌇⌇ ⌇ の 天の香具山
た
欠点
(源氏)
(徒然)
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