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432 (連語) ひとかたならず C 、心あわたたしくて、 「一方ならず」と漢字をあてる。「ひとかたなり(= 並である)」を「ず」で打ち消したもので、「並々では ない」の意にる。 ● 並々ではない。一通 りでない。 ① 、心が落ち着かなくて、 名詞の「独(ひと)り言」を動詞化したもの。「ごつ」 というのは「言こ す」の意で、ものを言うこと を表す。 ひとり で「 ごつ ん 」 と 独り言 ⌇⌇⌇ を言う ⌇⌇⌇ ⌇ ● 独り言を言う。 ① けれど、さらに答へする 独り言で言っ たが、まったく答えて 人肩ならす ⌇⌇⌇⌇⌇⌇ ⌇ ひとりごち 【独りごつ】 (動・タ四) ひとりごつ 【一方ならず】 C よろづのことばを 人もなかりければ、 (平中) 433 ひとかたならず (源氏)
= 並々ではなく
、
並々ではない
= あれこれの言い訳を くれる人もい ったので、
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