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(名) ほい を遂げて、しばしの間で も生きている ある限りは仏道修行を一筋にしたいと、 A いかでなほ はむ命のほどは行ひを紛れなくと、 (源氏) 出家の願い = なんとかしてやはり
【本意】 あるさまになりて、しばしもかかづら 「本意」と漢字をあてる。「本来の意」の縮まったも のと覚えよう。ただし入試では②のように「出家の 願い」と訳す場合に注意。 ● 本来の意志。かねて からの願い。宿願。 出家の願い。 ① ② 本意 ない ⌇⌇ 。 「本意なし」と漢字をあてる。「本意に反した結果に なって不本意だ」→「もの足りない。残念だ」となっ た。「 - なし」は、基本的にマイナスの語だね。 ● もの足りない。残念 だ。不本意だ。 ① ②
447 446 「 ほい ほい ⌇⌇ が 本来の目的 ⌇⌇⌇⌇⌇ ⌇ 、 ほい 出家
は
【本意無し】 (形・ク) ほいなし 」 しなくだり、顔憎さげなる人にも立ちまじりて、かけ ず気おさるるこそ、 ほいなき わざなれ。 (枕) = 家柄が低く、顔の憎らしげな人にも立ち混じって、わけ もなく圧倒されるのは、 もの足りない ことだ。 B
不本意だ ⌇⌇⌇⌇
梨 」「梨じゃ もの足り ⌇⌇⌇⌇
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