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【設く・儲く】 (動・カ下二) まうく まうけ てよまず、 て詠むのではなく、 まうけ てかく計らひける。 てこのように考えて決めた。 「設く・儲く」と漢字をあてる。「命まうく」とあれ ば「命拾いする」こ。ただし、「病をまうく」は「病 気になる」ことなので注意。 ● 準備する。 儲ける。 手に入れる。 (妻や子を)持つ。 病気になる。 ①②③④ 「設け・儲け」と漢字をあてる。単なる「準備」だけ でなく「ごちそう(の準備)」の意があるので注意だ。 また、まうけの君」いえば、皇太子をさす。 ● 準備。用意。 ごちそうの準備。ご ちそう。もてなし 食事。 ①② ③ を、とても盛大にして差し上げた。 B いにしへ人の歌は、 準備し 儲け 【設け・儲け】 をおさせになる。 (名) まうけ 準備 、いといかめしうつかうまつれり。 A 親王喜びたまうて、夜の御 お 座 まし の 設け させたまふ。 (伊勢) = 親王はお喜びになって、ご寝室の 御まうけ (万葉考) = 昔の人の歌は、 三百貫の物を貧しき身に (徒然) = 三百貫のものを貧しい身で 今日の (源氏) = 今日の おもてなし 451 450 儲け ⌇⌇⌇⌇ の 準備 ⌇⌇ だ 舞う靴 準備し ⌇⌇⌇ て大 儲け ⌇⌇ ⌇ たら
ま
ごちそう
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