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516 C 517 雨少しよろしうなれば、騒がしうあらねば、 やをら 出 でたまひなむとす。 (落窪) = 雨が少し小降りになったので、人目も多くないことだか ら、 そっと お出掛けになろとする。 「山立ち」と漢字をあてる。昔は海には海賊、山に は山賊がいて、旅は危険なものだったのだ。 田ち ⌇⌇ だった やはら ちゃんを そっと ⌇⌇⌇ 静かに ⌇⌇⌇ 投げる ● 山賊。 ① 物音を立てないように静かに動作する様子をいう。 「やをら」も同じく「そっと・静かに」の意を表す副 詞だよ。 ● そっと。静かに。 ① 「我こそ やまだち よ」と言ひて、走りかかりつつ斬りま はりけるを、 (徒然) = 「俺こそ 山賊 だぞ」と言って、走って飛びかかっては斬り まわったのを、 【山立ち】 (名) やまだち (副詞) やはら・やをら A

ゃんは

山賊

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