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(形・シク) をかし まいて雁 かり などの、つらねたるが、いと小さく見ゆるは いと をかし 。 (枕) = いうまでもなく雁などが連なっているのが、とても小さ く見えるのはたそう 趣がある 。 いみじう をこなる ことになむ世にもいひさわぐなる。 = とても 馬鹿な ことだと、世間でもうるさく言っているそうだ。 世俗の虚言をねんごろに信じたるも をこがましく 、 = 世間のうそを本気で信じているのも 馬鹿げていて 、 B 【烏滸・痴・尾籠】 (形動・ナリ) をこ (なり) B
561 560 怒 ⌇⌇ ! ヲ ⌇⌇⌇⌇ ⌇ るな ー、 「をかし」と言えば清少納言の『枕草子』。客観的で 知的な興趣を表すのが中心だが、多義語なので、 ②~④の意にも注意。文脈判断が大切だよ。 ● 趣がある。 おかしい。滑稽だ。 かわいい。 愛らしい。 興味深い。 ①②③④ 「烏滸・痴」と漢字をあてる。接尾語「がまし」が付 いた「をこがまし」も重要語で、「馬鹿らしい。差し 出がましい」の意なので合わせ覚えておこう。 ● 馬鹿げているさま。 愚かなさま。 ①
の木だ。
樫
趣がある
馬鹿
わ
(徒然)
(蜻蛉)
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