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C もうらめしくも思われる。苦々しいも のとこの世を思うがために、あれこれと思いわずらう私は。 をりふし = 場合 に応じて漢詩で、その時に似つかわしいことを言う。 谷々の氷うちとけて、水は をりふし まさりたり。 (平家) = 谷々の氷はとけて、水かさは ちょうど そのとき増してた。 人も 思ふ身は (続後撰) かわいらしく = 人が

【愛し/惜し】 (形・シク) をし をし 人もうらめしあぢきなく世を思ふゆゑにもの につけて漢詩ども、時に似つかはしきいふ。 565 【折節】 (名/副詞) をりふし 「をし」は、「愛し」と漢字をあてると「かわいい。愛 らしい」の意。「惜し」と漢字をあてると「心残りだ。 名残惜 同音異義語だから注意だよ。 ● [愛し] かわいい。 愛らしい。 [惜し] 心残りだ。 名残惜しい。 ① ② 「折節」と漢字をあてる。「折」も「節」も、「時」の意。 「場合」「ちょうどその時に」以外に、「季節」の意も ある。これにて「をりふし」 語終了だ! ● [名詞] 場合。 [名詞] 季節。 [副詞] ちょうど ①②③ C 565 564 をりふし 君の 場合 ⌇⌇ 、 ちょうど ⌇⌇⌇⌇ でオッケー! をし り ⌇⌇⌇⌇ 、 名残惜しい ⌇⌇⌇⌇⌇ ⌇

かわいい

(土佐)

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