「新・ゴロゴ古文単語」オンラインフリー版v1.10
訳 ● ここでの「な/なり」 から成る「なる/なり」 なり → なんなり → ななり」という変化だ。訳は 文法
「なる
古文 文法 女もしてみむとて ではなくて、海月の(骨) 「なり」の連体形 す サ変「す」
4 助動詞 伝聞・推定の 終止形+「なり」 日記といふものを 連体形+「なり」 =断定 となり、さらに であるということだ」。 す 「なる」+
男も なる が撥音便化して「なん/なり」 「ななり」=「であるそうだ。
文法 1 終止形 +「なり」 = 伝聞・推定 2 体言・連体形 +「なり 」= 断定 さては扇のにはあらで、海 くら げ 月のななり。 (枕) 。 は、断定の助動詞 「なり」の終止形 サ変「す」 = 男も( すると聞いている )日記というも るなり (土佐日記)
=伝聞・推定 「な/なり」となったもの。 (女文字〔ひらがな
それでは、扇の(骨)
「なり」と断定の「なり」 〕で試みよう) と思って(
。 のを女の私もしてみよう
であるそうだ
● 助動詞「なり」には、 ① 伝聞・推定 と ② 断定 とがある。 基本的には接続で見分ける。「す/なる」 形+なり」ならば伝聞・ 推定、 なり」ならば断定、と土佐日記の一文で覚えておこう。
のように「終止 「する/なり」のように「連体形+
伝聞・推定の助動詞
書くのである )。
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