「新・ゴロゴ古文単語」オンラインフリー版v1.10

古文 文法 。 ■ 係り結びの基本パターン ① まずは係助詞と結びの形を覚えよう! 10 係り結び 「 ・ か こそ や 」 ・ ぞ ・ なむ 」 連体形 、 「 已然形

こそ

「 ぞ ・ なむ 」

「 ・ か 」

= 「強意」 → 結びは 已然形

= 「強意」 → 結びは 連体形

= 「疑問・反語」 → 結びは 連体形

53 ② 結びの省略 次の形では結びが省略されることがあるので気をつけよう。 「にや・にか~あらむ」 「にこそ~あらめ」の形の「に」 は断定 の助動詞「なり」の連体形。 (1) にや ・ にか ~ ( あらむ )。 (2) にこそ ・とこそ ~ ( あらめ )。 (3) とぞ・となむ・ とや・とか ~ (言ふ ・聞く)。 ③ 「 こそ ~ 已然形、…… (下に続く場合)」 (P ) =「 ~のに……。 ~けれども……。 ~が……。 」 「こそ~已然形」で文が終止せず、下に続いていく場合は、 逆接の意になる。 ④ 「 もぞ ・ もこそ 」 (P ) =「~すると困る。 ~すると大変だ」 ⑤ 「 やは ・ かは 」 ≒ 反語 (P ・ ) 「やは・かは」 の形はほとんどが 反語 と思っていい。ただし、 まれに疑問の場合があるので注意。 94 47 97

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